(1) 「人の身体の水分量」 人の身体は水が要となって機能している
私たちにとって身近な「水」、でも、その「水」がわたしたちの身体にどのような働きを示しているのでしょうか。私たちの身体は水で満たされています。人の身体の水分量は年齢が上がる毎に以下のように下がります。
・胎児 ・新生児 ・子ども
体重の90% 体重の75% 体重の70%
・成人 ・年配者
体重の60~65% 体重の50~55%
胎児や幼児、そして子どもたちにとって「水」はとっても大切なものです。体内の水分量が40~50%に落ちると生命に危険が及び、自からの命を保つためには、平均して1日2.5リットルが必要です。この半分は食事から補います。「水」は体内で血液になり、全身を駆け巡ります。体内の「水」は細胞を守り、体温調節を行い、水分量の調節と、体内の毒素を尿として排泄します。また体内に取り入れられた「水」が血液となり真っ先に向かう先が「脳」なのです。このように人の身体は水分で満たされることで構造を維持しているのです。私たちは、健康管理だけでなく、「脳」を守り、育む為にも水分補給をしなければなりません。しかし、子どもたちの食事風景を見ると、清涼飲料水を飲むことが習慣化してる子が目立ちます。